さりげなく個性的で上品な空間
日本の伝統技術を各所に散りばめて…


2020年11月、店舗統合による移転リニューアルオープンを果たした「JTB日本橋コレド室町店」。

江戸時代のにぎわいをモチーフにした、老舗店から新進気鋭の店舗までが揃う日本の代表的な商業施設のひとつでもあるコレド室町1。そこに存在するにふさわしい、日本の伝統的な技術を各所に散りばめた店舗は、品の良さが漂います。

3店舗が統合した「JTB日本橋コレド室町店」を束ねる井戸原店長に、店舗の使い心地についてインタビューしました。

お客様からの評判も上々。居心地の良さが自慢の店舗です。


ビルとの親和性があり、しっくり馴染む店舗づくり

統合前の3店舗は、いずれもスタッフが10人未満という規模感のお店でした。統合したこの新店舗は少し広くなり、スタッフも現在14人となっています。

JTBアセットマネジメントさんには、スムーズな動線の確保や効率的な備品配置などこちらの希望をお伝えし、それを取り入れつつ店舗設計・デザインを進めていただきました。

完成後、初めて目にした新店舗はとても好印象でしたね。

一見、プレーンな素材感なのですが、組子(くみこ/釘を使わずに気を組み付ける木工技術)や提灯(ちょうちん)、暖簾(のれん)といった日本の伝統的なアイテムを随所に取り入れることで、“日本町コレド”というビルとの親和性があり、良い意味でしっかりと馴染んでいると思いました。

「会話の促進」を狙った店舗の設計プラン

高級感と落ち着きがあって、優しく人を受け入れてくれるような店舗の雰囲気は、きっとお客様にも伝わっていると思います。

実際、お客様からの評判も良く、褒めていただくことも多いんですよ。

これまでは、席と席の間隔が狭くて窮屈な感じのJTB店舗が多かったのですが、このソファー席はゆったりできると好評なんです。

ご相談ベースからプランを決めるとなるとどうしても1時間くらい掛かりますから、広々としたソファー席はお客様もリラックスできるのではないでしょうか。会話の促進にも役立っている思います。

お客様のニーズに合った空間の使い分け

店舗内にはカウンター席とソファー席、テーブル席があります。

カウンター席は、出張などある程度プランが決まっているお客様、ソファー席はじっくりご相談されたいお客様、奥のテーブル席は会員様をお招きする空間と、ニーズに合わせて使い分けられるのはメリットです。

リニューアルオープン当初、実際に営業をしてみて気付いた改善点についてはJTBアセットマネジメントさんに細かく・迅速にご対応いただいたのですが、これから営業を続けていく中でさらにお願いが出てくるかもしれません。

ご来店いただくお客様の利便性や居心地を追及するのはもちろん、働くスタッフの立場から利便性・機能性の向上も考慮し、改善箇所があればお願いしたいと思います。その際はどうぞよろしくお願いいたします。

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