ゾーニング(区画の最適化)による快適かつ効率的なオフィス計画/Before・After

「執務エリア」と「打ち合わせエリア」のバランスを調整。島型のオフィスからフリーアドレス型のオフィスに変えることで、ペーパーレス化や部署を超えた交流を実現。また社員の動線に着目した配置で快適性も向上させました。(画像上にある◀▶を動かすとBefore・Afterの変化がご覧いただけます)

席数
執務エリア:76席
打ち合わせエリア:48席
計124席

社員数:57名
社員一人当たりの占有面積:約9.44㎡
オフィス面積:538.04㎡ ※大会議室・倉庫部分は別途366.47㎡あり

改良前の課題
部署ごとに島が分かれおり、ペーパーレス化も進んでいなかったため、キャビネットが多数設置されていた。

席数
執務エリア:56席
打ち合わせエリア:49席
計105席

社員数:57名
社員一人当たりの占有面積:約8.57㎡
オフィス面積:488.21㎡ ※大会議室・倉庫部分は別途95.32㎡あり

フリーアドレス化と合わせて、働くシーンに合わせて自由に働く場所を選ぶことが出来るよう、複数のエリアが用意されている。
部署に関係なくその日の業務内容に合わせた場所に座ることが可能な為、部署の垣根を越えた交流も生まれた。また、書類の一部をデータ化及び外部倉庫保管とすることで、社員一人当たりの占有面積を0.87㎡圧縮することが出来た。

機器無線化の推進


Wi-Fiアクセスポイント設置による各種機器無線化

フリーアドレス化を推進するためには、無線LAN環境の整備が必須。AP(アクセスポイント)を天井に適切に設置することで、快適な無線LAN使用環境を整備しています。

フリーアドレス化の推進


オフィスで働く社員の持ち物の変化

フリーアドレス化に伴い、デスクトップパソコンからノートパソコンに変更。

働く社員の荷物が大幅に削減され、すっきりと整理整頓されたオフィス環境を実現しました。在宅勤務(リモートワーク)へのスムーズな移行にも成功しています。

個人ロッカーの整備


オフィスの利便性向上

フリーアドレス化に伴い、個人用ワゴンを廃止。ワゴンに代わる個人用ポストと個人用ロッカ―を設置することで、省スペース化を叶えつつ利便性を維持しました。

電子化や共有化を積極的に進めることで、移転前と比較して社員の持ち物のスリム化にも成功。

私物を収納するためのペンケースやキャリングケースを用意し、日々の席移動・荷物整理のしやすさも叶えています。

ペーパーレス化の推進


書類削減による省スペース化・業務効率化

書類保管スペースを圧縮するため、書類をデータ化。また、クラウドを利用する事により、保管データの一元管理を可能にしました。

今まで紙ベースであった経費精算や立案についても電子化することで、スピ―ディーな申請・承認を実現。これにより、在宅勤務(リモートワーク)移行にもスムーズに対応することができました。

キャビネットの大幅削減


ペーパーレス化でキャビネット数を241台から58台に削減

キャビネット数
(池袋ビルB1~2F)

ハイキャビネット(5.16fm/台):192台(990.72fm)
ローキャビネット(2.58fm/台):49台(126.42fm)計241台(1,117.14fm)

※B1FOP棚はハイキャビネット換算

キャビネット数
(商工中金上野ビル6~7F)

ハイキャビネット(5.16fm/台):38台(196.08fm)
ローキャビネット(2.58fm/台):20台(51.6fm)

計58台(247.68fm)

※7FOP棚はハイキャビネット換算

JTBアセットマネジメントでは、オフィス移転前より、社員の自律性向上と業務効率化を追求し、働き方改革を進めていました。

2020年のオフィス移転では、さらなる働き方改革推進を視野にオフィスづくりを検討。業務効率を考慮し、「働くシーンに合わせて働く場を選択できるオフィス」を実現しました。

働く者のニーズが多様化する現在、社員のニーズに合う「働く場」づくりは、パフォーマンスの最大化、そして企業成長へとつながる「働く場」づくりです。

働き方をひとつの枠に当てはめることが難しい現代社会では、会社としての方向性を示しつつ、多様な働き方が選択できるオフィスづくりが大切であると考えます。

新たなオフィス・働き方を検討中の企業の方へ


オフィスの省スペース化やコスト削減を検討したい

  • 現在のオフィスの人員・収納数・個室の数などを参考にしながら、ワークスタイルの見直しも含めて、ペーパーレスやフリーアドレス等を複合的に活用してコンパクトなオフィスもご提案できます。

社員満足度の高いオフィスを創りたい

  • 社員満足度といっても、社員の年齢や性別・職種・キャリアビジョン等によって、働きやすさや満足度・幸福度は違います。
  • 意識調査から課題整理、打ち手の考案まで、社内の合意形成に配慮したプランとなるものを目指します。

オフィス移転を計画中の企業の方へ


オフィス移転プロジェクトを立ち上げたいがどうしたらいいかわからない

  • オフィス移転に伴うスケジュール管理だけでなく、引越手順・新オフィスの利用マニュアル整備・メンテナンス手配や、引越後のルール定着・見直し等まで、移転プロジェクトへの支援・アドバイスをいたします。

オフィス移転後の混乱が心配

  • オフィス移転後に、想定していた使い方ができなかったり、予想外の課題が見つかることがあります。
  • 移転後に定期的なアンケート調査を行ったり、運用ルールの見直し、メンテナンス契約の調整等をサポートします。